カレイドスコープという反グローバリズムの硬派のサイトがある。ところが、意外なことに、スピリチュアリズムや臨死体験、魂についても言及している。著者のダンディ・ハリマオ氏の見解によれば、反グローバリズムと魂の議論は深いところで一致する。そこで、カレイドスコープの関連するトピックを再編集してみた。
米国の食品医薬品局はモンサントに乗っ取られている
現在、モンサント一社が、米国の大豆の約95%、トウモロコシの80%を生産している。もはや、モンサント社の遺伝子組換え作物なくしては、米国の食は成り立たないところまで来ている。
米国で最初に市場に出回った遺伝子組換え食品のひとつは、モンサント社のrBGH(Bovine 成長ホルモン)を用いて育成された牛だった。この牛は、発癌性のホルモンIGF-1が入った牛乳を出す。EUやカナダは、rBGHを禁止したし、国連もrBGHは安全だと認めず、米国会計検査院も「rBGHは承認されるべきではない」と勧告した。けれども、食料行政を司る連邦食品医薬品局(FDA)は、1993年にモンサントのrBGHを承認している。
危険であるにも関わらず、そうした食品が許可されるのは、FDAが、グローバル・エリート、モンサントに乗っ取られ、モンサントに「雇われている」人たちによって、食料、医薬品、農業の各分野の関連法案が可決されているからに他ならない(1)。
水道水に入れられるフッ化物は発癌性で子どもの知能を低くする
2002年の米国疾病予防管理センター(CDC)の統計によれば、米国の水道水の60%には、虫歯予防のためと称してフッ素化合物が入っている。けれども、予防にはならないという研究もある。それどころか、フッ化物は骨を脆くする発ガン性の物質で、脳機能にも深刻な影響を与え、フッ化物にさらされた子どもの知能指数が低くなることは、以前の政府の疫学的研究からも確認されている(1)。
人工甘味料アスパルテームは発癌性で精神障害も引き起こす
喫茶店やレストラン等におかれているアスパルテーム―砂糖の隣に「カロリー1/10」とか、カロリーゼロと書かれている―は、世界120カ国で認可され、世界で最も普及している人工甘味料である。日本でも1983年に厚生省が食品添加物として認可し、ダイエット飲料・チューイングガム等約600品目に使用されている。チューイングガムでは、アスパルテームが入っていないガムを探す方が難しい。
けれども、アフパルテームは、当初、動物に発作や脳障害ができたとの研究結果を受けてFDAが販売を禁じた物質である。後に情報公開されたFDAの検査報告書には、アスパルテームを摂取し続けていると、「失明したり死亡したりすることがある」と記されている。
また、アスパルテームを研究する医師や研究者によれば、頭痛、記憶喪失、強迫観念、視野喪失、昏睡、癌の原因となるだけでなく、線維筋痛症、糖尿病、アルツハイマー病、慢性疲労、憂病等をさらに悪化させるか、似たような症状を引き起こすという(1)。
にもかかわらず、いまでは、世界の70以上の公的機関が安全だとしているのは、アスパルテームを販売したい企業サール(Searle)が、1977年にドナルド・ラムズフェルド前国防長官を最高経営責任者CEOに任命し、このラムズフェルドが裏から手をまわしてFDA局長を更迭。意のままになるヘイズを長官に据えてて、アスパルテームの販売を承認させたからである。
その後、アスパルテームを許可するために虚偽の試験結果を提出したFDA局長、研究員、弁護士らはFDAを辞めてサール社に就職した。アスパルテームは、カネで買収された全米食餌療法協会、アメリカ糖尿病協会、アメリカ医学協会でも推進されるようになったが、その買収を指揮したのもラムズフェルドであった。G.D.サール社は、1985年に、モンサントによって買収されるが、この買収劇でラムズフェルドは、少なくとも1200万ドルの個人資産を作ったと言われる(1)。
グローバリストたちは松果体の破壊を目指している
いま、WHOを始めとして、国際機関のいくつかが、人口削減の必要性を堂々と主張している。環境問題への懸念から、人口爆発を回避するために「人減らし」が主張されている。けれども、人口削減は、世界支配層の本当の目的を隠すためのカモフラージュであって(3)、認可してはならない危険なものを市場に流通させているグローバル・エリートたちの最終目的は「人の脳を破壊する」ことにあるといえる(1,3)。
例えば、アスパルテームには、結合していないメチルアルコールを解放する性質を持つ。この結果として起こる慢性メタノール中毒は、脳のドーパミン系に異常を引き起こす(1)。
イギリスのサリー大学のジェニファー・ルーク博士の緻密な研究から、フッ化物が最初に体内で蓄積するのが松果体であることが判明した。松果体は軟組織だが、硬組織も含まれ、そこには歯や骨他の硬組織よりも多くのフッ化物(最大2万1000ppm)が蓄積されるのである。そして、その副作用として松果腺の石灰化が起きる(1)。
松果体は、ヨガのチャクラ、神に通じる「第三の眼」としてスピリチュアリズムが重視してきた
さて、第33講「右脳と未来予知(2)」で、「松果体」について書いた。松果体とは、脳幹等の古い脳とより密接に関係し、扁桃体が形成される以前から存在する古い器官、約8mmの赤灰色の内分泌器官で(2)、思春期に見られがちな攻撃的な態度を抑制するメラトニンを生成する。このメラトニンは、人間の正常な活動に、もっとも必要かつ重要なホルモンでメラトニン量が狂ってしまうと体内の内分泌系や免疫系等の組織が正常な活動ができなくなり、ADHDや鬱病等の精神疾患になりやすいという(1)。
松果体は、超心理学の分野でも研究が進められているが、その本当の機能がほとんどわかっていない謎の器官である(1,3)。ヨガでは、アジナ・チャクラ、仏教では、釈迦の額にある白毫(びゃくこう)として知られ、古代エジプトでは、精神の覚醒の象徴のシンボリズムとして使われていた(3)。「古代の神聖な目」で、「サイクロプスの三番目の目」に相当し(1)、「万物を見通す目」のデザインもこの松果体の形を表している(3)。精神的な「悟り、啓蒙、霊性」で重要な役割を果たし、松果体の機能が発揮されると、宇宙意識とつながるとスピリチュアルなカルチャーの多くは考えている(1,3)。デカルトも、松果体のことを「人間の霊が住まう家」だと語っていた(1)。
松果体はジメチルトリプタミンの働きで神秘体験を起こす
これには、科学的な根拠がないわけではない。例えば、生死に関わる危機にさらされると、松果体からは幻覚物質「ジメチルトリプタミン(DMT)」が放出される。これは、危機や死に対する恐怖を和らげるためではない。松果体で生成される幻覚物質やホルモンは、神経細胞であるニューロンの感受性や反応に影響を与える。そして、例えば、電磁波のように普段は認知できない外界刺激を感知できる可能性もある。すなわち、日常的にはフィルターがかかった情報を認識し、危機に対処するための過去の記憶を呼び起こし、危機に対する突破口を切り開くためなのである(2)。

霊性と魂が目覚める時代に対して松果体を破壊するのがグローバルエリートの目的
さて、まもなく、天体の配置の大きな変化で、私たちの体を突き抜ける宇宙線にも大きな質的変化が起こる。このことをグローバル・エリートたちは、星占術を通じて知っている。そして、松果体は、電磁波、とりわけ、地磁気に敏感に反応する(1)。このため、人類が本当の霊性の時代が訪れる条件が整いつつある。これに対して、グローバル・エリートたち、世界支配層の多国籍企業は、いつまでも人類が目覚めないようにしておきたい。そのため、携帯電話等の電磁波、食品添加剤、農薬、遺伝子組換え食品、大量の精神薬の投与、放射能、水道水フッ化物、人口甘味料アスパルテーム等を用いて必死で、霊性が宿っている松果体を機能不全にしておきたいのである(1,3)。
自分の頭で考えて、人を愛することが松果体を健全に保つ
いま、人間が変になっているのも松果体が汚されてしまったからでああろう。脳を破壊された人は「魂」が死ぬ。それは、「霊性」が濁らされてしまうことを意味している(3)。
自分で考え分析し、推理し、決断する。そうした人生を歩むことは、松果体を活性化することに役立つ。そして、より大切なことは、真の愛情を持てる人になることである。これがもっとも松果体を健全に保つ方法なのである(3)。
【引用文献】
(1) 2010年10月6日「グローバリストが人類の脳を破壊しようとする理由」カレイドスコープ
(2) 2013年5月2日「君もシャーマンになれるシリーズ22〜松果体がシャーマン能力を開花させる「鍵」か?」生物史から自然の摂理を読み解く
(3) 2014年3月11日「核サミットで世界の指導者が身に付けた邪悪なピラミッド形」カレイドスコープ
ストラスマン教授の画像はこのサイトから