2016年03月13日

慈悲の瞑想の神経科学13〜慈悲の瞑想とオキシトシンやコルチゾルとの関係

13Jennifer Mascaro.jpgジェニファー(Jennifer S. Mascaro)博士は一般に、エモリー(Emory)のダーウィン神経科学研究所(Laboratory for Darwinian Neuroscience)のポスドク研究者である。現在の研究は、親の慈しみの生物学的基礎に焦点がおかれている。博士の研究関心は、社会的認知スキルの変化や可塑性である。博士はいかに、行動、文化的な、遺伝ファクターが向社会的な感情や行動をmodulateするのかを探究するために機能的神経画像処理(functional neuroimaging)を用いている。博士はエモリー大学(Emory University)のジェームズK.リリング(James K. Rilling)博士の研究室で、2011年に生物人類学で学位を取得した。博士の学術論文は、神経生物学的に共感と慈悲を支える慈悲の瞑想の効果の経度調査longitudinal investigationだった(p505)

13Thaddeus Pace.jpgタデウス・ペース(Thaddeus W. W. Pace)博士は、病気への心理学的なストレスとリンクする生物学的メカニズム、そして、最適な健康を促進するためにストレスと戦うための斬新な方法を研究している。博士は精神行動科学エモリー医科大学の准教授である。そして、エモリーのレーニー大学院大学(Laney Graduate School)の生物学と生物科学部の神経科学部のメンバーである。博士は心理的なストレスへのコルチゾル反応の脳での調整の研究で、ボールダーのコロラド大学(University of Colorado)で、神経科学と心理学で学位を取得した。博士のエモリー大学での研究は、重い鬱病や心的外傷後ストレス障害を含めてストレスと関連する精神医学病で苦しむ人々の内分泌物と免疫系の変化を探究することである。エーモリー大学のロブサン・テンジン・ネギ(Lobsang Tenzin Negi)博士と協力して、博士は慈悲の瞑想を含めて、内分泌と炎上免疫の変更(inflammatory immune alterations)も研究している。また、健康と健康を促進するクルクミン(curcumin)等、自然な抗炎症化合物にも興味を持っている(p524)。

13charles Raison.jpgチャールズ・ライソン(Charles Raison)博士はアリゾナ大学(University of Arizona)の精神医学の准教授である。それ以前には、エモリー大学の准教授で、マインド・ボディ・プログラムの臨床ディレクターであった。博士は、ミズーリのセント・ルイスのワシントン大学から医学博士号を取得した。そこで、博士はアルファオメガアルファ(Alpha Omega Alpha)に選ばれ、ミズーリ州医学協会賞(Medical Association Award)を受賞した。

 博士の研究は神経内分泌と免疫系との双方向の関係性、とりわけ、ストレスや病気に対応した憂鬱に付随する関係性に重点がおかれている。博士は、重い鬱病の治療で抗サイトカイン(cytokine antagonists)利用のパイオニア的な研究もしている。アリゾナ大学での活動に加えて、博士はCNN.comのメンタルヘルスのエキスパートで、脳、行動、免疫(Brain, Behavior and Immunity)の編集にも携わっている(p498)。

ホルモンは中枢神経系では神経伝達物質として働く

 ホルモンとは、ペプチドやステロイド類からなる物質である。特定の組織で作られ、別組織に血液で運ばれ、その組織の成長や代謝といった生理活動に影響を及ぼす。このホルモンの生産や分泌、生理的な影響を研究するのが「内分泌学(Endocrinology)」である。

 古典的には、ホルモンは、特定の腺(specialized glands)で生産され、血流を通じて他組織に影響を及ぼすと理解されてきた。けれども、多くの最近の発見から、この単純な図式は成り立たず、もっと複雑なことがわかってきた。例えば、ホルモンは中枢神経系(CNS= central nervous system)では神経伝達物質として機能することが多い。最もよく知られた事例がペプチドホルモン、出産や育児を促進する役割から医学的に古くから知られてきたオキシトシン(oxcytocin)である(p231)

視床下部からはオキシトシンが放出される

13-1.jpg 脳のどの領域もホルモン機能に影響を及ぼすが、とりわけ、関係するのが視床下部(hypothalamus)である。ここに位置する細胞体(Cell bodies)は、主なホルモンのほとんどの取り入れ水門となっており(p231,p242)、主な内分泌器官、脳下垂体(pituitary gland)とも機能的・生理的にも最も親密につながっている(図1)(p231)。それ以外の脳領域や身体からのシグナルに応じて、視床下部からは数多くのホルモンが分泌される(p231)

 そして、こうしたホルモンが、脳下垂体前葉(anterior pituitary)や下垂体前葉(adenohypophysis)を刺激し、それ以外のホルモンが放出されていく。そして、これが、甲状腺(thyroid gland)、副腎(adrenal glands)、性的器官(sexual organs)等に影響していく(p231)。副腎皮質刺激ホルモン(adrenocorticotropin hormone)やろ胞刺激ホルモン(follicle-stimulating hormone)を含めて、前方脳下垂体(anterior pituitaryまたは腺下垂体adenohypophysis)に位置する細胞から生み出される数多くのそれ以外のホルモンの放出も間接的にコントロールしている(p231,p242)

 視床下部の二番目の主な役割は、オキシトシン(oxytocin)やそれと密接に関連したホルモンバソプレシン(vasopressin)を生産し、後脳下垂体(posterior pituitary gland)または神経下垂体(neurohypophysis)介して分泌することである(p231,p242)

 視床下部で産み出されたオキシトシンは、血液を通して他組織(子宮や胸)へと流れて影響を及ぼしている。この役割だけ見れば古典的なホルモンである。けれども、過去10年以上の発見から、人間や他の哺乳類の社会的行動や共感を含めた脳活動にオキシトシンが大きく影響することがわかってきた。すなわち、この役割で見ると、オキシトシンは古典的なホルモンよりも神経伝達物質のように働いているのである(p231)

オキシトシンが脳内に多いネズミは愛情深い

 社会的な機能でオキシトシンが果たす役割は、齧歯類ハタネズミ(vole)の二つの亜種の社会的行動の違いから着目された。パートナーと一夫一妻制の絆を形成する草原ハタネズミ(Prairie voles)の脳、とりわけ、報酬や動機づけと関連した核側坐核(nucleus accumbens)にはオキシトシンのレセプターが多くある一方、乱雑な孤独者の山地ハタネズミ(montane voles)の脳ではオキシトシン活動がはるかに低い。しかも、愛情深い草原ハタネズミも、その脳内のオキシトシン活動を混乱させると山地ネズミと同じように行動することがわかったのである(p234)

オキシトシンは人間の共感力を高める

 人間においても、社会的な行動一般、とりわけ、向社会的な感情では、オキシトシンが重要な役割を果たすことが知られている(p234)。鼻腔内にオキシトシンを投与することによって、(1)他者への寛大さの高まり、(2)信頼感の高まり、 (3)他の人々の目を見つめる時間が長くなる、(4)他の人々の表情から感情を読む力の高まり等の複数の効果を引き起こすことが判明している。

 一般に共感力については男性よりも女性の方が高いが、鼻腔内にオキシトシンを投与することで、男女ともに共感感情を高められ、男性も女性のベースライン・レベルまで高められる(p235)。逆に、例えば、共感を欠いていたり、社会的行動で異常が見られる自閉症(autism)等では、オキシトシン・レセプターのエンコードされた遺伝的な違いがそれと関連していることがわかってきている。同じ遺伝子は海馬(hippocampus)や偏桃体(amygdala)等、脳の構造や機能にも影響しているように思える(p234)。オキシトシンを投与すると、犯罪者を罰したい欲望も高まらず、犯罪の犠牲者を懸念する共感力が高まったり、幼児の泣き声を聞くことに呼応して共感と関連した脳活動が変化を起こすこともわかってきた(p235)

慈悲の瞑想をすると血中のオキシトシン濃度が増える

 信頼やアタッチメントといった感情においてオキシトシンが大きな役割を果たしているとすれば、オキシトシンが増えれば、慈悲も増えるのではないだろうか。

 とはいえ、実験動物とは異なり、生きた人間の脳内のオキシトシン量を直接的に測定することはできない。脊髄の流体(spinal fluid)は測定できるが、この量を測定してみても、下水からの放流を調べることで都市機能を理解しようとするのと同じで、不可能ではないとしても極めて困難である。さらに、血中のオキシトシン濃度は多く研究されているとはいえ、それが脳内のオキシトシン活動とどう関連するのかがまだ明確ではない。

 とはいえ、オキシトシンの血中濃度に慈悲の瞑想が影響するとの証拠がいくらか得られている。例えば、ある研究で、他者に対する共感を呼び起こすようにデザインされたフィルムを見せたところ、暖かさ、慈悲(けれども、悩みではない)の自己報告が増えたが、血中のオキシトシンレベルも約50%増えていた。これは、他者に対するその後の寛大な感情の高まりと関連していることがわかっている(p234)

オキシトシンはケア対象となる内集団の範囲を広げる

 人類が自分たちの同類とみなす『内集団(in-group)』のメンバーに対しては協力的なケアを行い、外集団(outgroup)のメンバーに対しては防衛的な行動をとることは大昔から知られている。そして、この差別にもオキシトシンが関係している。ただし、オキシトシンは、外集団に対する敵愾心を高めるわけではなく、共感やケアの必要性を感じる相手の範囲を広げる働きを持つ。このことは、多くのスピリチュアルな実践や瞑想は普遍的な慈悲を目標に掲げているが、慈悲の瞑想がオキシトシンにどのように作用するのかで、極めて重要、かつ、興味深い問題を持ち出す。


@ 慈悲の瞑想は、オキシトシン・システムに従いつつ、さらに多くの人たちが自分たちの内集団に所属すると思わせる作用がある

A 慈悲の瞑想には、ある内集団に属する者たちだけをケアするというオキシトシンの作用を抑制する力がある(p235)。

ストレスに反応する視床下部-下垂体-副腎系

13-2.jpg 視床下部-下垂体-副腎系(HPA = hypothalamic-pituitary adrenal axis)は、ストレス反応に欠かせないホルモン・システムである。それは、視床下部から下垂体を通じて、副腎へと働くためこの名前が付けられている(p232,p243)

ストレッサからの刺激を受けると、前頭葉前部外皮(prefrontal cortex)や海馬(hippocampus elicit)を含めた脳の上層エリア(higher brain areas)が、視床下部(hypothalamus)の脳室周囲核内(paraventricular nucleus)を活性化させる。次に視床下部(hypothalamus)に位置するニューロンが、脳と脳下垂体(pituitary gland)とをつなげる門脈流通(portal vein circulation)に副腎皮質刺激ホルモン(CRH= corticotropin-releasing hormone)とアルギニンバソプレシン(AVP= arginine vasopressin)を放出する。

 こうした神経ホルモンは、その後、前方脳下垂体(anterior pituitary)から副腎皮質刺激ホルモン(ACTH= adrenocorticotropin hormone)を放出させる(p243)。副腎皮質刺激ホルモンは、最終的には、副腎(adrenal gland)に達して、コルチゾル(cortisol)と呼ばれる糖質コルチコイド(glucocorticoids)の生産と放出を引き起こす(p232,p243)。このコルチゾル(cortisol)は、免疫系に多く影響し(p231)、間違いなく、肉体の最も重要なストレス関連分子である(p232)

ストレスに反応する自律神経系

 ストレッサからの刺激を受けると、選択脳幹核(select brain stem nuclei)も影響を受け、交感神経系(SNS= sympathetic)や副交感神経系(PNS= parasympathetic)を含めて自律神経系(autonomic nervous system)も反応する。そして、ストレスは、先天的な炎症免疫機能(inflammatory/innate immune function)にかなりの影響を及ぼすことが知られている(p243)。そこで、いま、全世界的には慢性化した炎症反応が増えている(p239)

 哺乳類の免疫系は、大きくは、炎症 (inflammation)で特徴づけられる急速に活動する非特異的(non-specific)な「先天的免疫(innate immunity)」と、T細胞活動(T cell activity)や抗体の生産で特徴づけられ、ゆっくりと作用する特異的(specific)な「獲得免疫(acquired immunity)」の二つからなっている(p239)

 炎症反応(inflammation)は、心臓血管病、糖尿病、癌、痴呆症(dementia)等の生理的障害だけでなく(p239)、免疫系サイトカイン(Immune system cytokines)が脳に強力に影響することで(p243)、深刻な憂鬱(major depression)、双極性障害(bipolar disorder)、統合失調症(schizophrenia)を含めた多くの精神病とも関連することが知られている(p239)。

オキシトシンはストレス反応であるコルチゾルを減らす

 恐怖のイメージに呼応して、例えば、ストレスと関連した扁桃体(amygdala)の活動は活性化する。けれども、オキシトシンには、この扁桃体活動を低下させる働きがある。そして、ラボラトリーでの社会的ストレッサに対応したコルチゾルや自律神経系の反応も減らすことが示されている。同じようにオキシトシンのレセプター遺伝子は、共感力を減らすことと関連するが、自律神経系のストレス反応を促進することが示されている(p235)

慈悲の瞑想を実践するとコルチゾルが急速に減る

13-3.jpg 医学的・精神医学的にも健康な大学の新入生たちに対して、6週間の「慈悲の修行プログラム(CBCT=compassion-based training program)プログラム(CBCTの詳細はボックスIIIと1章)を受けてもらった。そして、この修行の前後で、トーリア社会的ストレステスト(TSST= Trier Social Stress Test)を受けてもらった。

 結果から言うと、このテストに対するコルチゾル反応では、慈悲の瞑想の効果がまったく見出せなかった(p238,p244)。図をみていただきたい。慈悲の修行プログラムの前がパネルA−D、後がパネルE−Hである。いずれもプラズマインターロイキン(IL)-6(パネルAとE)、プラズマ・コルチゾル(パネルBとF)が出て、主観的な悩みの反応が引き起こされたのである。ちなみにこの悩みは、気分状態のプロフィール(POMS= Profile of Mood States)の合計スコアで測定された(パネルCとG)(p244)

 けれども、慈悲の瞑想グループ内での瞑想の実践量とコルチゾル反応とには興味深い関連性が見出された。つまり、自宅で「慈悲の瞑想」をかなりやっていた人たちも、ストレッサに対するコルチゾル量はまったく減らなかった。けれども、増えたコルチゾルは、さほど瞑想の実践をしていない者に較べて、かなり急速に元の水準に戻ったのだ(図3)。

 慈悲の瞑想の修行を受ける前にストレステストを受けた参加者のIL-6(パネルA)、コルチゾル(パネルB)とPOMSの合計スコア(パネルC)は、ストレス反応で、高度な修行実践とほどほどの実践グループで違いがなかった。けれども、瞑想修行後にストレステストを受けた参加者では、IL-6(パネルE)とPOMSの総スコア(パネルG)は、高い実践参加者ほど低い実践参加者に比べて減った(p244)

 この結果から、慈悲の修行をしてもストレス反応はなくならないが、ひとたびストレッサがなくなればストレスが直ちに減ることがわかる。ストレス反応が不自然に延長された憂鬱や怒り他の「執着タイプ(chewing on things)」は病気のリスクが高まることが多くの研究から示されているが、そうはならないのである(p238)

 では、なぜ、慈悲の瞑想をすると直ぐにコルチゾル量が減るのだろうか。トーリア社会的ストレステスト(TSST)に対する「炎症反応(inflammatory responses)」に対して慈悲の瞑想が効果あるとの最近の発見が関係してくる(p239)。自宅でかなり慈悲の瞑想をやっていた人たちは、血中の炎症分子(inflammatory molecule)、サイトカインIL-6が減っていた(図3)。しかも、瞑想に費やす時間が長いほどIL-6は減っていた。つまり、慈悲の瞑想によって、たとえストレステストを受けても、個人認識されるストレス・レベルが減ったことがわかる(p238)

幼少期のトラウマは炎症反応を起こすが慈悲の瞑想はこれも減らす

 急性と慢性の心理社会的なストレスは、とりわけ、幼少期に逆境(例えば、トラウマ、無視)を受けた個人に慢性的な炎症反応(inflammation)を引き起こすことが知られている。このことは、幼少期のストレスがその後の多くの現代病を予想させる(p238)

13-4.jpg 米国の養護施設(foster care)での71人の思春期の子どもたちを対象と した最近の研究では、6週間以上、慈悲の瞑想修行(CBCT=Cognitively Based Compassion Training)を行なったところ、炎症反応の反応物、C反応タンパク質(CRP= c-reactive protein)の唾液内の濃度が現象していた(rs=0.58、p = 0.002) (図4)(p239,p245)

 養育施設にいる子どもたちのトラウマの高さや逆境と一致して、子どもたちのC反応タンパク質は研究スタート時点から高かったことから、これは励みとなる事例であろう(p239)

慈悲があると免疫系が強化され風邪を引かない

 風邪を引いたとしても、医師に共感をいだいた患者は、そうではない患者に比べて、症状がさほど重くなく、かつ、治りも早いことがランダム化試験によって明らかになっている。感染病が「共感」と関係するというこの興味深い発見は、内分泌ホルモン、とりわけ、オキシトシンとコルチゾルが、慈悲と関係して中枢神経系機能や免疫機能に大きく影響することによって説明できる(図2)。医師に共感をいだいた患者の免疫分子、インターロイキン(IL)- 8が高いのだ。実験的にウィルスにさらしたとしても、社会的なサポートがある人たちの風邪があまり進まないという現象も説明がつく(p239)

慈悲は最も慈悲的なホルモンを出せる

 人間のあらゆる感情や行動のうち、少なくとも科学文献を信じる限りは、最もホルモン的なものは慈悲であろう。数多くの科学研究から、慈悲(compassion)やそれを構成する共感(empathy)等の要素が、内分泌的な要因の影響を受け、逆にそれからも影響されるという強力なエビデンスが見出されている(p231)。世界中のスピリチュアルな伝統では、慈悲が支持されている。この慈悲において、オキシトシンがどのような役割を果たしているのかはまだ少ししか明らかになっていない。とはいえ、疫学的なデータからは、向社会的な感情や行動が慈悲と密接に関係し、それがメンタル面や生理的で健康を推進することが脇らかになってきている(p239)

 ストレスが他者に対してゆとりあるケア行動が取れなくなることは経験的に誰もが知っている。そして、社会的に排除された人たちが、向社会的な行動をさほど取らないことも知られている(p235)

 とはいえ、この発見から、直ちに、慈悲の修行が療法として確立できるわけではない。瞑想によって炎症(inflammation)が減ることが、修行を終えた以後も持続するのか。あるいは、長期的には病気に対する呼ぼう効果があるのかどうか。それは、慈悲と内分泌学/免疫学のアリーナで最も重要な答えがない問いかけのひとつである。また、慈悲的な思考や行動を増やすことが、健康と関連して内分泌や免疫機能にどのような変化を引き起こすのかを明らかにすることも未来の研究課題である。例えば、慈悲の瞑想が、HPA軸の変化やストレスが多い状況で免疫と関連するオキシトシン機能にどのような変化を引き起こすのかを探究することが必要であろう(p239)

【引用文献】
Jennifer S. Mascaro, Thaddeus W. W. Pace, Charles L. Raison “Chapter 13 Mind your Hormones! The Endocrinology of Compassion”


posted by la semilla de la fortuna at 07:00| Comment(0) | 脳と神経科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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